斎王、業平、伊勢物語
仕事で明和(めいわ)町に行った。明和町は松阪市と伊勢市の間にある町。奈良時代から鎌倉時代にかけて天皇に代わって伊勢神宮に仕えた皇族の女性、斎王(さいおう)が住んでいた斎宮(さいくう)の跡がある所だ。
明和町は、その斎王と在原業平(ありわらのなりひら)の一夜の出逢いで有名な平安時代の古典、伊勢物語の舞台の町でもある。伊勢物語の「伊勢」は明和町のことだ。
今日参加した式典で明和町民歌が歌われたが、その一番の歌詞に 「業平の松の青きよ」 とある。大淀地区にある業平松、斎王と業平の思い出の場所だ。二人はここでお互いの気持ちを歌に詠み気持ちを伝え合った・・・。
ところで大淀・・・私はこれまで 「おおよど」 と読むものと思っていたのだが、町民歌では「おいず」と歌われていた。
式が終わってからお聞きしたら、地元では日常的には 「おいず」 だが旧大淀村は 「おおよど」 だったように、どちらの言い方もあるとのこと。道路標識や小学校は 「おおよど」、バス停は 「おいず」 だそうだ。
伊勢物語では 「おほよど」 と記されている大淀。業平と斎王が思い出すのは 「おおよど」 の松ということか・・・。業平松、今度ぜひ行ってみたい。
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